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「2019年の目標と2019年のやらないこと」振り返り

2020年1月1日

例年恒例、前年の目標設定に対する振り返りの記事である。

目標

1. 技術者はどうあるべきか、自分なりの答えを導く

これは、当初の宣言通り、長い期間をかけて考えてきたので、答えはだいたい導けたと思う。ダラダラ書いても仕方ないので、こういう技術者は尊敬に値するし、自分もそうありたいと思うポイントを書いておく。

  1. 技術の勉強を怠らない(現時点の知識で満足しない、おごらない)
  2. バックグラウンドが異なる技術者とも、柔軟かつ臨機応変にコミュニケーションできる
  3. コンピュータ・アーキテクチャであったり、コンピュータ・ネットワーク、アルゴリズムなど、コンピュータサイエンスの知識を有している
  4. 3の知識に欠くと自覚がある場合、積極的にその勉強をしている
  5. 特定技術の分野に固執することなく、さまざま技術分野に興味を持つことができる
  6. 定期的な運動をしている

私はどうなんだ、というだが、残念ながら今のところ4に知識不足に気づいたくらいで、まあ5はぎりぎりかな、といった具合である。
ちなみに、6だけ毛色が他とあまりに異なると思うかもしれないが、現代のコンピュータの父、アラン・チューリング博士であっても、世紀の難題『エニグマ解読』に挑む傍ら、得意の長距離ランのトレーニングをしていたということからきている。肉体や精神を正しい方法で安定させるスキルも、技術者としては重要な要素の一つとして考えたためだ。

2. Commmitをリリースする

例年に続き、一人開発をしているCommmitをリリースできませんでした!
が、少しだけ進展があったとすれば、現在大規模なリファクタリングをしており、かなりモダンなアーキテクチャに変更されつつあるので、確実にリリース後この構成で数年はいける、という状態にはなってきている。
これはまた例によってまた来年へ持ち越しだが、開発に懸けるモチベーションは一時よりかなり復活してきており、最近は1日コワーキングにこもって開発をするなど、だいぶ開発に熱が入っている。

3. 彼女をつくる

悲しいことにできませんでした…。
まあ、それはそれは彼女が欲しい意識がとてもあるのだけど、具体的に何か行動を起こしたか?と言えば何もしていなかったので、これは完全に行動を起こしていない自分がダメである。
2019年は仕事面で、年始から長期間の個人のお仕事、転職活動、そして新しい環境と、結構例年と比べて環境変化が激しく、年の終わりに差し掛かるあたりまで、自分の生活を落ち着けるので手一杯であった。
そういえば、たまにGoogleから広告掲載用のバウチャーがくるので、それで『彼女募集中@mmiyauchi.com』で広告掲載をしてみようかな(※このブログ、営利目的ではやっていないから、広告で宣伝する題材がそもそもないし…)。

4. 英語の学習を習慣化する

これは完全ではないが、一部できた。
当初想定していたスピーキング含めた、いわゆる英会話レッスンまではできてはいないのだが、リスニングの勉強はできていた。教材とする海外ドラマや映画を、必ず字幕吹き替えで見るようにし、字幕内容と聴こえてくる英語の内容のギャップを比較するような観賞の仕方をし、意識的に英語を聴くように映像コンテンツを見るようにした。あとは、ジムのランニング中に30分の語学学習者向けのPodcastを、気が向いたら聴くようにしていた。

動画コンテンツによる学習では、この訳し方はちょっと違和感がある、とかそういうのはわりと気付けるようになってきたので、少しはためになっているかもしれない。また、学習の習慣化でいうと、この動画コンテンツを使った勉強は間違いなく習慣化している。来年は着手できていなかった、英単語の学習とスピーキングに力を入れたい。

やらないこと

リーダブルコードを聖書のように崇め、なおかつWebプログラミングしかできないわりに、上から発言してくるようなうるせーやつの相手

これは完全に達成できた。初見の人のために、これは、一体どういうことなのかというと、下記の記事を読むと何が言いたいのかが分かる。

ITフリーランス界隈で出会った逸材たちの記録 – MMiyauchi Blog

https://mmiyauchi.com/?p=2295

ざっとまとめると、2018年末から2019年にかけて、会社外の個人のお仕事ではとにかくやべー奴らとチームを組んで仕事をしていた。

例えば、IPネットワークの話で『ローカルエリアネットワーク』や『名前解決』というキーワードすら理解していないにも関わらず、IPネットワークの内容でマウンティングしてくるという、極めてアニマル力の高い人種だったので、彼らとは異なり完全なヒトである私は、知性がそこそこあることもあり、彼らとは距離を取りたいと思ったのだ。

これには、意図せず、結果的にかなり思い切った対応をした。本職の仕事を、ウェブ開発のような業界から、組み込み・通信の業界に変えたのだ。なので、最新のフレームワークやライブラリを使えてしまうと、ついつい粋がってしまうアニマルたちとは現在では完全にコミュニケーションを断てており、平穏な日々を過ごしている。

ウェブの業界でも真摯に取り組む方々はいるのは、当然理解している。しかし、それにしてもウェブ系フリーランス属性のアニマルたちに囲まれた経験が、個人的にあまりにひどい体験であったため、ウェブの業界から一時的にでも距離を取りたいと思った、というのが正直なところである。

総評

打率で言うと、いつもはボロボロなわりには、半分くらいは曲がりなりにもできていたようなので、2019年はまあまあ良くやったほうなのかもしれない。

ひとつ上で書いたが、2019年は特に自分にとって仕事面の環境の変化が大きな年だった。振り返れば、年間通して冬場になるまで気持ち的に落ち着く状態がほとんど無かったように思う。実をいうと、2019年の目標とか言いつつ、年間目標を立てたのは、2019年4月頭頃であった。例年、年明けすぐに目標設定の記事を書いていることから、当時は本当に年始から春先までは色々と一杯一杯だったのだと思う。環境の大きな変化があると、自分としてはその変化にひたすら対応するように生きるので、一時的に他のことが手につかなくなる。

ただ、そういう中でも、このような感じで目標設定をしていたのを思い出して、今年はどうするんだっけ?と目標として公開した記事を見直すことで、これでは良くない、と気づいたときに適宜軌道修正をしていたりもしたので、年単位ではなくとも、目標設定すること自体はやはり重要とあらためて認識した。

また、変化でいうと、趣味の話で、昨年は気が付けばある時から低山登りを初めていた。同じような時期から、ブッダの考え方から始まり、仏教学、主に禅の思想に興味を持ち、少しずつその方面の勉強を始めた。あとは、いつからか、普段から聞く音楽の好みも変わり、元々好きなTrance、Progressive Houseから、TechoやDeep Houseのようなジャンルに好みがシフトするなど、プライベートの趣味趣向にも変化が多かった。自分としては、2019年は過去まれに見る変化の多い年であった。

これが変化のピークであり、後は老害にしかならない運命では悲惨なので、今後は若き老害にならないように注意して生きたいと思う。

Article Tags
mmiyauchi

プログラムを書きながらTranceを聴くのが良いですね。みなさんも聴いたほうがいいですよ、Trance。EDMよりハードトランスでしょ。

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